感応時間やキスキスコレクションなどの語りかけCDが大好きで、
それこそBL以外を多数聞いてきましたが、
そろそろ、飽きてきたころでした。
今回も迷ったのですが、幕末という時代設定がまずツボだったので、購入してみました。
男前図鑑の幕末編も結構好きだったので。
で、結果・・・良かったです。
買って良かった。正解でした。
最近発売された「DIABOLIK LOVERS」なども全巻聴きましたが、
こっちの方がよっぽど「エロ」かった(笑)いい意味で!
主人公(リスナー)の性格も好ましかった←というか、ちょっとネタバレですが、親を殺された仇を取るために、剣を教えてくれって、・・・ツボですぅ〜(笑)
斎藤一さんは、本来の性格は知りませんが、すっごくクールで男前です。
高橋さんの普段の声とは少々違います。
もっと低音で、こんな声も出せるんだって思ったほど。
演技とはいえ、すごく冷徹な新撰組の剣士になっています。
最初、もう本当に「ツンツン」しています。
「オンナ」呼ばわりされます。
「お前などここで殺してもかまわない」とさえ言われてしまいます。
けれど、主人公はめげません!
そこが気に入ったのか、剣を教えるようになるんですが…
いや〜、ホントにこんなに冷たくされているのに、なんでドキドキするんだろう???
途中から、だんだんと主人公との距離が近くなっていき・・・デートらしき展開があり、
(そのデート中の斎藤一の心の声的なつぶやきがチョイチョイ入ってこれがまた面白い)
終盤、急に「デレ」りやがります(笑)
聞き終わって・・・気がついたのですが、
斎藤さん、「好き」「愛してる」の告白、全くなし、です。
今までの語りかけCDって、これでもかってぐらいに愛の告白が大量だったので、
これは新鮮でした。
相手への愛の言葉がないのに、伝わってくるとは、演技がいいんでしょうか、シナリオがいいのか。
久しぶりに「萌え」ました。
シナリオと声優さんの演技に拍手です。
そして、リップ音が・・・ヤバイです(笑)
メチャメチャ「俺様」的に攻めてくるのに、リップ音の合間の吐息が・・・なぜか「受け」っぽく聞こえて、
本当に「ヤバい」です。
そして長い・・・(笑)
声の好みとかあるとは思いますが、シナリオ・演技はお勧めできます。